花を贈るときのマナー

お花を贈るとき、場合によって「贈ってはいけない花」があったりする場合がございます。
どんな時にどんなお花が喜ばれるのか?マナー違反にならないか?各場面に合わせたお花をお選びいただくご参考にしてください。

お誕生日に贈るお花

フラワーギフトは、誕生日をお祝いするおすすめギフトです。
お誕生日の日付をメッセージに添えてみましょう!

誕生日前に届ける場合や当日を過ぎてしまう場合には、メッセージカードに日付を添えるようにすれば、誕生日の日付け間違いと思われることはありません。
相手の都合を確認して贈りましょう。
贈る相手が、誕生日をどのように過ごすのかで、誕生日フラワーギフトの贈り方も変わってきます
あなたと過ごすのなら、時間などの配慮は少ないですが、相手の自宅等に送る場合には、相手の都合のよい日時に届くようにしましょう。
なるべく日中に届くようにするのがマナーですが、不在の場合もあるので、よく確認をしましょう。
せっかくのキレイなお花、その美しさをそのままお届けできるように、確実に受け取ってもらえるようにしましょう。

お祝いのお花なので、縁起の良くないものは避けましょう。
日本で昔から伝わる意味が悪い植物もあります、また仏用に使われる菊なども避けましょう。
お祝いに見合わない花言葉のあるものは、誕生日フラワーギフトとしては避けるようにしましょう。

贈る相手が好きなお花や色を選ぶことは、贈る相手の想いを考えてのことなので、その例に入りません。
お花を贈るときに、ひとこと説明を付けると丁寧で、思いも伝わるでしょう。

開業祝いに贈る場合

身近な人が開業・開店した際には、今後の発展と繁栄を応援する意味も込めて、お花を贈りましょう。
そこでおすすめのお花は、やっぱり「胡蝶蘭」です。
前述の通り胡蝶蘭には幸福を象徴する縁起の良い花言葉があり、また花粉や匂いがほとんどないことから飲食店等でも問題なく置いておけるお花となっています。
胡蝶蘭の他にも、鮮やかな緑色が癒し効果をもたらしてくれる「観葉植物」や、華やかで人の目を引くスタンド花も開業祝いにはおすすめです。
ただし、観葉植物は風通しの悪い場所だと上手く育たない可能性があります。
開業祝いで贈ったお花がすぐ枯れてしまうと「商売が失敗する」といった風に縁起が悪いので、贈り先の立地やスペース等も配慮して選ぶようにしましょう。
また店内で飾れるフラワーアレンジメントを用意するのもおすすめです。
空間を華やかにお祝いを演出してくれます。
そして、開業祝いでお花を贈るタイミングは前日から3日前までの期間が適切です。
開業当日は準備等で忙しくされることが多いので、却って迷惑になってしまう可能性もあります。
ここもマナーとしてご参考に。

葬儀や法事に贈るお花

お供えやお悔やみにお花を贈る場合は、お花の色に注意してください。
特に葬儀当日にお供えするお花(枕花)は、白が基本です。白に紫や青、緑の葉物の組合せもおすすめです。

赤やピンクといった派手な色のお花はタブーとされているので注意しましょう。

ただし、四十九日以降の法要仏花は、白以外に明るく華やかな色のものを選んでも問題ありません。
故人が生前好きだったお花を選ぶのもいいでしょう。

お見舞いに贈る場合

病気や怪我で入院または自宅療養している方に、回復を祈る意味でお花を贈ることがあるかと思います。
この時に大事なのは、「縁起が悪いもの」や「病気を連想させるもの」を選ばないよう注意することです。
例えば鉢植えのお花。
これは「根付く」すなわち「寝つく」と連想され、病気や怪我が長引くという暗示になってしまうので縁起が悪く、お見舞いのお花としてはマナー違反となります。
また、菊やその他白いお花は葬儀等に用いられる「死者を悼むお花」のイメージが強いため、これまた縁起が悪いとされています。
他にも椿は、花がポトリと落ちる様から、「首が落ちる(=死)」を暗示させるためNGですし、シクラメンは名前が「シ(死)」「ク(苦)」と苦しみを連想させるためNGとなっています。
お見舞いにお花を贈るなら、ガーベラや胡蝶蘭がオススメです。
ガーベラも胡蝶蘭も匂いや花粉の心配がいらないため安心して贈れますし、ガーベラには「希望」、胡蝶蘭には「福が飛んでくる」といった縁起の良い花言葉が込められているので、喜ばれること間違いなしですよ。

生花がダメな場合はプリザーブドフラワーやアーティシャルフラワーなどもあります。

花贈りカレンダー

お花を贈る行事をまとめました。
ご参考にしてください。